2002年度夏期現地研究会のご案内
『イタイイタイ病の発生源となった神岡鉱山立入調査に参加しませんか!』

《8月3日(土)〜4日(日)の2日間》

「立入調査を終えて」リポートはこちら

今年夏の現地研究会は、イタイイタイ病の発生源となった岐阜県・神岡鉱山を訪れます。イタイイタイ病は、日本の公害病認定第1号であり、イタイイタイ病裁判は、四大公害裁判の先頭を切って被害住民原告が勝訴した裁判です。
年の控訴審判決翌日の被告・三井金属鉱業鰍ニの直接交渉では、被害住民の基本的要求をすべて盛り込んだ「イタイイタイ病の賠償に関する誓約書」、「土壌汚染問題に関する誓約書」および「公害防止協定」を締結しました。これら三つの文書に基づき、 実施されてきた「医療救済、農業被害補償、土壌復元事業および公害防止対策」は、裁判後 年経た現在も継続しています。 公害防止協定に基づき、1972年以降毎年、発生源の神岡鉱山立入調査などを行い、抜本的な公害防止対策を実施させ、神通川の水質をほぼ自然河川並に改善させました(詳しくは、畑明郎「イタイイタイ病裁判後の住民参加による発生源規制と企業情報公開の役割」『水資源・環境研究』第11号、1998年月を参照)。世紀に開坑された日本最大・世界有数の神岡鉱山は、昨年閉山しましたが、全国の廃バッテリーの約3分の1を原料とする鉛リサイクル製錬や、海外鉱を原料とする亜鉛製錬を行っています。閉山した坑内にある東大宇宙線研究所「スーパーカミオカンデ」でも有名です。 裁判後31年目に当たる今年の第31回神岡鉱山立入調査は、下記の日程で行われます。



8月3日(土)   12:00      JR富山駅正面南口前のバスターミナル集合
          12:35      八尾行きバス乗車→13:10 萩島でバス下車・清流会館見学
          14:00〜17:00 立入調査学習会・清流会館大会議室(約100人)
          17:00〜19:00 夕食懇親会・清流会館、タクシーで富山駅前へ戻る
                         《富山駅前のホテル宿泊》
8月4日(日)   7:20       富山駅前の「ホテル金八」から貸切バス出発(神通川沿い)
           8:30      神岡鉱山に到着(被害団体・弁護団・科学者など約200人)
           9:00〜14:30  工場等立入調査(7コース別で昼食弁当付き) 
           14:30〜16:30 会社側と質疑討論(ひだ流葉自然休養村センター)
           17:00       貸切バスが流葉センターを出発(約1時間) 
           18:00       富山駅前に帰着予定(富山空港で途中下車可) 


現地研究会に参加希望の方は、下記申込先まで、EメールまたはFAXで申し込み下さい。募集は先着順20名以下としますので、なるべく早く申し込み下さい。 なお、調査参加費用は無料ですが、富山駅までの交通費、宿泊費等は自己負担です。 また、詳しい資料等は参加者確定後に郵送しますので、ご住所等も明記下さい


【申込先:畑 明郎;E-mail:RXC03125@nifty.ne.jp,FAX:0748-58-2004】