このたびは、水資源・環境学会の活動に関心をお寄せいただき、お礼を申し上げます。
本学会は1983年に水資源・環境研究会の名称のもとに団体の組織化をおこないました。
その後、会員数の増加にともない、水資源・環境学会へと組織変更を行い今日に至っております。
創設以来、一貫して水問題、環境問題を中心とした研究に取り組んでまいりました。
現在の主要な事業は、つぎの2種類があります。
出版事業
- 学会誌「水資源・環境研究」
- 研究叢書「水資源・環境学会叢書」
- ブックレット
の刊行。
研究交流事業
(研究会年間3回の開催)
学会では、こうした研究活動に関心ある皆様のご参加をお待ちしております。
水資源・環境学会設立趣意書
水はあらゆる生命の源であり、多様な文明を育んできた。
人類は水利用の方法を発展させることにより、その生活内容を豊かにしてきた。
しかしながら、急速な人口の増加と都市化が水環境の悪化を地球的規模でもたらしている。
加えて、渇水と洪水の現象は、現代文明の存立を脅かしつつある。
水を無条件に享受出来る時代は終わった。この様な状況のもとで、
これまで発展してきた個々の科学研究の成果を、
総合科学として創造的に再構成する必要が求められている。
我々は、この要請に応えるため、学際的な研究交流の場を設け、
水資源・水環境に関する研究の健全な発展を期するものである。