荒川放水路の物語
拓殖大学政経学部教授 奥田進一 小生ゼミナールでは、毎年春に、荒川右岸河川敷を下流に向かって約30キロ歩く「河川ウォーク」が恒例行事となっている。しかし、今年度は、コロナウィルス禍の影響で見送られ続けた。そして、202 […]
用水路探訪・水辺の365日
足立考之((株)プラス設計開発) 我が国の農業用水路は地球10周分。大地に毛細血管のように張り巡らされた水路網の総延長は40万kmにおよぶ。その長さは人間の毛細血管(10万kmといわれる)のそれをはるかにしのいでいる。 […]
令和2年7月水害における人吉市の被災状況
はじめまして。熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター減災部門(以下、熊本大学減災部門)の藤見俊夫と申します。経済学や行動科学をベースに防災・減災研究を行っています。私は水資源・環境学会の会員ではありませんが、「令 […]
琵琶湖疏水と小関越え:私の健康散歩
西田 一雄(地域環境システム研究所) はじめに 京都から大津に引っ越して早5年が経ちました。住めば都とよく言いますが、実感しながら暮らしている毎日です。特に今年はコロナウイルス禍の影響で自粛生活が年明けからはじまっていま […]
河童と友達になりたい
伊藤達也(法政大学) 1.はじめに 最近、河童と友達になりつつある。もちろん、そう思っているのは私だけで、河童から「友達だよ」と言われたことはない。そもそも、会ったこともない。でも、日本全国いろいろなところに河童は棲んで […]
日本とロシアの二つの水都から水環境価値を考える
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 地理・生態学部 講師) 立地と歴史が類似した二つの水都 日本の大阪市(以下、大阪という。)と、ロシアのサンクトペテルブルク市(以下、サンクトペテルブルクという。)とを選んだのは、そっく […]
お水汲んできて~! そして、道すがらいろいろと思う
地域社会研究所 大橋 浩 夜11時、「お水汲んできて~!」と女房殿が叫ぶ。明日は初釜、我が家の氏神様の「不二の水」がどうしても欲しいと言います。藤森神社まで電車では行こうと思っても、帰りは電車がない時間になってしまいま […]