水と人と町の今昔(7)-琵琶湖疎水計画への覚醒の動き-

若井 郁次郎 局地風による湖上物流リスク 琵琶湖の西岸や湖北には、琵琶湖西岸断層帯、湖北山地断層帯、野坂・集福寺断層帯など、いくつもの活断層帯が、ほぼ南北方向に走っています。このような場所では、山が湖岸に迫り、直ちに陸 […]
水と人と町の今昔(6)ー琵琶湖疏水計画までの長い道筋ー

若井 郁次郎 【事務局広報室より】若井理事より、連載企画の(6)と(7)をご投稿頂いております。広報室(旧広報委員会)担当者の都合により、掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。まず、今回は(6)を掲載させて頂きます。 […]
水と人と町の今昔(5)-琵琶湖疏水計画への伏流-

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 日本一の琵琶湖を車窓から楽しむ 日本列島の地図を広げると、本州の中央部は、逆L字形に折れ曲がっています。この屈曲点に琵琶湖があります。琵琶湖の大きさを理科年表で見ると、面積は6 […]
水と人と町の今昔(4)ー牛若丸と弁慶の運命の出会い・五条橋ー

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 京都の奥・鞍馬 京都市内を流れる賀茂川と高野川の合流点に架かる賀茂大橋に立ち、北を見ると、低い山が連なる北山を一望できます(写真1)。ここは鴨川に架かる橋のなかでも北山を展望でき […]
水と人と町の今昔(3)―勧進と興行を兼ねた橋・四条大橋―

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 禹の治水 大河の畔で、紀元前5000年から紀元前1000年の間に四大文明が起こりました。いずれも今日では、砂漠化し荒涼とした無機質な光景が広がります。その遠因は、各文明が都市を建 […]
水と人と町の今昔(2)―鴨の流れと起終点の橋・三条大橋―

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 地名の奥深い由緒京都の地名は、何丁目何番地といった数列的な表示よりも、事跡や治績、歴史的事件などに深く由来するものが多く、その判読や解読が困難なうえ、理解するのも大変です。ここで […]
水と人と町の今昔(1)――天神川の都市河谷と御土居の築造――

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 京都の微地形を見つめ直す 京都は、山並みの総称で呼ばれている、東山、北山、西山の三つの連山が逆U字状に取り巻く、盆地です。山並みの区切りは、そびえ立つ二つの主峰、北東の比叡山と […]
日本とロシアの二つの水都から水環境価値を考える

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 地理・生態学部 講師) 立地と歴史が類似した二つの水都 日本の大阪市(以下、大阪という。)と、ロシアのサンクトペテルブルク市(以下、サンクトペテルブルクという。)とを選んだのは、そっく […]