酷暑の夏に気候フィクションを読む。そしてソーラーパンク、水車パンクへ。

高橋 卓也(滋賀県立大学) 2025年の夏はこれまで130年の間で最も暑い夏となった。2025年9月2日の朝日新聞は、「最も暑かった夏 6~8月気温平年より2.36度高く」と1面で報じた。そうした中、気候変動をテーマと […]
【第1報】2025年度冬季研究会について
2025年度の冬季研究会については、2026年3月14日(土)の午後に、京都府長岡京市で開催を予定しています。 詳細については、決まり次第お知らせします。
スコットランド紀行文 2025 ―グランピアン地方の産業発展と河川の役割

山元 周吾(本学会会員/喜代七屋) 昨年に続き、今年もスコットランドを訪れる機会を得ました。前回の旅では、ロバート・オーウェンが理想社会の実験場を築いたニューラナークを中心に、クライド川流域の産業革命期の発展や社会思想 […]
水と人と町の今昔(5)-琵琶湖疏水計画への伏流-

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 日本一の琵琶湖を車窓から楽しむ 日本列島の地図を広げると、本州の中央部は、逆L字形に折れ曲がっています。この屈曲点に琵琶湖があります。琵琶湖の大きさを理科年表で見ると、面積は6 […]
2025年度水資源・環境学会 現地研究会(10月5日)のご案内
テーマ:鴨川の三条大橋から五条大橋を歩く -京都千年の歴史を水辺から学ぶ- 今年の水資源・環境学会のエクスカーションは『鴨川』です。2024年7月に発行した水資源・環境学会のブックレット『環境問題の現場を歩く』シリーズ第 […]
学会誌『水資源・環境研究』38巻1号公開のお知らせ
会員のみなさま 連日、酷暑が続いております。いかがお過ごしでしょうか。 このたび、学会誌『水資源・環境研究』38巻1号を公開しました。これまで同様、J-STAGEに掲載しております。https://www.jstage. […]
【訃報】末石冨太郎先生のご逝去について
当学会の顧問を務めて頂いていた末石冨太郎先生(大阪大学名誉教授・滋賀県立大学名誉教授)が、7月15日に享年94歳で逝去されました。末石先生のご冥福をお祈りいたします。みなさまにお知らせ申し上げます。
戦前水著作シリーズ(1)
仲上健一(立命館大学名誉教授) はじめに 水資源・環境研究を志した大学院生の頃、古本屋に行けば必ず戦前の水に関する本を求めていた。最先端の土木工学分野の水研究を目指す研究者が、何故か古き名著に惹かれていた。喜寿を過ぎれば […]
ニューズレター93号を発行しました
2025年5月25日広報委員会 会員のみなさま 緑も濃さを増してきました。みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。 このほど、ニューズレター93号を発行しました。諸般の事情により、発行が遅れましたこと、お詫び […]
貞山運河-成熟と喪失そして再生へ-

秋山道雄(滋賀県立大学・名誉教授) 仙台市の中心は宮城県庁や仙台市役所が立地しているJR仙台駅の西側である。駅の東側は駅周辺から市街地化が進んでいるが、少し先には田園地帯が広がっている。人口100万人をこえる大都市でこ […]