大阪府高槻市・芥川の「こいのぼりフェスタ1000」

立命館大学 仲上健一 4月になると、新年度で入学式・入社式と気分は一新する。桜も散り始めると、大阪府高槻市にある芥川(あくたがわ)では、恒例の「こいのぼりフェスタ1000」が4月下旬に行われ、高槻市民のみならず遠くから […]
祇王井川の水利と石部頭首工

内外エンジニアリング株式会社 松 優男 近年、農業用水路・都市水路などの地域の水路網に流水を引き入れて、身近な水環境を再生しようとする取り組みが進展している。滋賀県の南東部に位置する野洲川沿岸地域では、非かんがい期(冬 […]
冬季研究会 「コロナ禍での海洋プラスチック汚染を考える」 —ポスト・コロナ社会での水環境保全への提言に向けて—

高橋卓也(広報委員会) 3月13日(土)15時00分~17時00分、水資源・環境学会の冬季研究会がオンライン上で開催されました。テーマは「コロナ禍での海洋プラスチック汚染を考える」です。 原田 禎夫 会員(大阪商 […]
一乗谷川ふるさとの川整備事業

立命館大学 吉岡 泰亮 2021年最初の投稿となります今回は、福井県福井市を流れる「一乗谷川」の整備事業をご紹介します。 福井県福井市のJR福井駅から東南へ約10キロメートル離れた一乗谷(いちじょうだに)には、国の特別 […]
荒川放水路の物語

拓殖大学政経学部教授 奥田進一 小生ゼミナールでは、毎年春に、荒川右岸河川敷を下流に向かって約30キロ歩く「河川ウォーク」が恒例行事となっている。しかし、今年度は、コロナウィルス禍の影響で見送られ続けた。そして、202 […]
用水路探訪・水辺の365日

足立考之((株)プラス設計開発) 我が国の農業用水路は地球10周分。大地に毛細血管のように張り巡らされた水路網の総延長は40万kmにおよぶ。その長さは人間の毛細血管(10万kmといわれる)のそれをはるかにしのいでいる。 […]
令和2年7月水害における人吉市の被災状況

はじめまして。熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター減災部門(以下、熊本大学減災部門)の藤見俊夫と申します。経済学や行動科学をベースに防災・減災研究を行っています。私は水資源・環境学会の会員ではありませんが、「令 […]
琵琶湖疏水と小関越え:私の健康散歩

西田 一雄(地域環境システム研究所) はじめに 京都から大津に引っ越して早5年が経ちました。住めば都とよく言いますが、実感しながら暮らしている毎日です。特に今年はコロナウイルス禍の影響で自粛生活が年明けからはじまっていま […]
河童と友達になりたい

伊藤達也(法政大学) 1.はじめに 最近、河童と友達になりつつある。もちろん、そう思っているのは私だけで、河童から「友達だよ」と言われたことはない。そもそも、会ったこともない。でも、日本全国いろいろなところに河童は棲んで […]
日本とロシアの二つの水都から水環境価値を考える

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 地理・生態学部 講師) 立地と歴史が類似した二つの水都 日本の大阪市(以下、大阪という。)と、ロシアのサンクトペテルブルク市(以下、サンクトペテルブルクという。)とを選んだのは、そっく […]