【主催】水資源・環境学会
【共催】公益財団法人 千里リサイクルプラザ

【プログラム】
14時00分~14時05分:開会挨拶 仲上 健一(水資源・環境学会 会長)

第Ⅰ部:末石冨太郎教授が問いかけたもの

14時05分~14時25分「『水資源研究の課題と展望』の今日的意味」について 
          仲上 健一(立命館大学名誉教授)

 末石冨太郎『水資源研究の課題と展望』は、水資源・環境学会の前身である水資源・環境研究会での、1983年12月17日に研究報告が、後に、西原春夫・末石冨太郎編『現代の水問題の諸相 板橋郁夫還暦記念』、成文堂、1991年に所収されている。本論では、「水資源研究の意義は、地域資源としての「人水一如」を達成するための計画戦略をめざすことをおいて、他にない。」と水資源・環境研究の指針を示したものであり、水資源・環境学会の研究展望を示したものである。

14時25分~14時45分「『廃棄物めがね』でみた未来の姿」
          小幡 範雄(立命館大学名誉教授)

 末石先生は1967年大阪空港の上空から下を見たとき「大変だ、これはみなごみだ」とはかない気分になったとある。50年以上前に「廃棄物めがね」が発想されている。まだ捨てられていない潜在的な廃棄物に目を向け、そこから社会の仕組みや私たちの価値観を読み解こうとする視点である。私たちは「何がごみになるのか」「なぜ捨てられるのか」といった問いを通じて、経済システムや消費文化、技術発展のあり方を批判的に考察することが可能となる。廃棄物めがねは、廃棄を生まない未来を描くための思考のレンズである。廃棄物めがねを通して将来を考えてみたい。

14時45分~15時05分「環境容量を振り返って」
          三輪 信哉(大阪学院大学教授)

 末石冨太郎先生が著された『都市環境の蘇生 破局からの青写真』(1975年)は、今年でちょうど半世紀を迎えることとなる。この著作は、先生が44歳の若さで構想されたものであり、その中で提示されたのが「環境容量理論」であった。今日においても「環境容量」という言葉は広く使われており、主に「自然の浄化能力」や「許容能力」を指すものと解釈されている。ここでは、先生が初めて構想された環境容量理論を振り返り、その今日的な意義について再考したい。

第Ⅱ部:末石曼荼羅の片鱗を語る

15時10分~16時25分:話題提供

総合司会:秋山 道雄(水資源・環境学会 理事)

【話題提供】
①盛岡 通(大阪大学名誉教授/関西大学名誉教授)
②花嶋 温子(大阪産業大学建築・環境デザイン学部教授)
③濱崎 宏則(長崎大学総合生産科学域(環境科学)・環境科学部准教授)
④吉岡 泰亮(立命館大学授業担当講師/水資源・環境学会理事)
⑤近藤 隆二郎(元滋賀県立大学環境科学部教授)

16時25分~16時30分:閉会挨拶 
仁連 孝昭(水資源・環境学会 事務局長)

※終了後、近隣で懇親会を開催する予定です。

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