水と人と町の今昔(4)ー牛若丸と弁慶の運命の出会い・五条橋ー
公開日2024年03月20日
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 京都の奥・鞍馬 京都市内を流れる賀茂川と高野川の合流点に架かる賀茂大橋に立ち、北を見ると、低い山が連なる北山を一望できます(写真1)。ここは鴨川に架かる橋のなかでも北山を展望でき […]
水と人と町の今昔(3)―勧進と興行を兼ねた橋・四条大橋―
公開日2023年12月29日
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 禹の治水 大河の畔で、紀元前5000年から紀元前1000年の間に四大文明が起こりました。いずれも今日では、砂漠化し荒涼とした無機質な光景が広がります。その遠因は、各文明が都市を建 […]
水と人と町の今昔(2)―鴨の流れと起終点の橋・三条大橋―
公開日2023年09月01日
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 地名の奥深い由緒京都の地名は、何丁目何番地といった数列的な表示よりも、事跡や治績、歴史的事件などに深く由来するものが多く、その判読や解読が困難なうえ、理解するのも大変です。ここで […]
水と人と町の今昔(1)――天神川の都市河谷と御土居の築造――
公開日2023年07月02日
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 講師) 京都の微地形を見つめ直す 京都は、山並みの総称で呼ばれている、東山、北山、西山の三つの連山が逆U字状に取り巻く、盆地です。山並みの区切りは、そびえ立つ二つの主峰、北東の比叡山と […]
日本とロシアの二つの水都から水環境価値を考える
公開日2020年03月23日
若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 地理・生態学部 講師) 立地と歴史が類似した二つの水都 日本の大阪市(以下、大阪という。)と、ロシアのサンクトペテルブルク市(以下、サンクトペテルブルクという。)とを選んだのは、そっく […]